第36-37回呼吸養生塾(過去ログ)

呼吸は大事。

何か不都合や不調を抱えている方はもちろん、そうでない方であっても漠然と「大事なんだろうなぁ」ぐらいは、思っているはずです。

呼吸が大事なのであれば、どうすれば良いのでしょう。

「スーハースーハー」こまめに深呼吸をして、呼吸を意識して日常を過ごしてみる。

こうやって呼吸を意識した生活にチャレンジしてみた方も多いと思います。

どうでしたか。続きましたでしょうか。
続きませんよね。楽になりたくて呼吸を意識し始めたのに逆に辛くなる。

結果、難しいと諦めた方も多いのではないでしょうか。

難しいと感じるのには理由があります。
深呼吸を意識してする前段階に、体で知っておくべきことがあるからです。

それが今回のテーマである、「体の声を聴く」
噛み砕くと「息を止めない動き方を体感する」ということです。

日常動くなかで、息を止める回数が多くなればなるほど、体は力み、酸欠状態に陥り、体の中の血液は不足します。

逆に動いているとき自然な息遣いができていれば、ことが好転していくことは間違いありません。

では日常で息を止めない動き方って、どうすれば良いでしょうか。
知りたいですよね。講座内容の一例を挙げてみます。

目次

全身をコーディネートする

写真のように横座りで右手は真横に軽くセット。
左手を右斜め方向にスッと出していきます。

このとき、息は出ていきましたでしょうか。
止まったという方は、息の止め癖がついている可能性が高いです。

2回の講座、個人セッション含めた10名全員に、息の止め癖がありました。

息が止まった方の、共通点はどこでしょうか。

体のバランスを取るために、本来勝手に足が動きたくなってしまうはずが、動きを引き出してあげられずに、堪えてしまうところにあります。

体感に勝るものはありません。
是非このブログを読んでくださっている方も、やってみてください。

うまくできているかどうかの基準は、「動くなかで、息が自然に出て戻ってきているか」です。

意外に息止まってしまいませんか。

「息を吐きながら動く」とはまるで別物だということだけ、覚えておいてください。

これが体の声を聴いて動く一例です。
面白いですよね。

安心してください。
参加者全員がもれなく「面白い」と言ってくれたので間違いないはずです。

息を止めずに動くコツ。
そのコツは全身をコーディネートして動いていくこと。
そんな内容を皆さんと共有しました。

うまく動けると、楽に呼吸ができるので、当然体も楽になります。
さらにうまく動けていると、どういうわけだか心も落ち着いてくる。
集中力も上がる。

興味を持たれた方は、一度体感しに来てみてくださいね。
自分の体を知るって、凄く愉しいですよ。

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