できる、できないよりも大切なこと

昨日は初の睡眠講座(第35回呼吸養生塾)を開催しました。
個人セッションを含め5名の方に体験してもらいましたが、クライアントさんの感触はいい感じのようです。

昨日の講座は夫婦でのご参加でした。
睡眠講座はインストラクションでおこなうので、写真を撮る余白がないのが難点です・・。

まずは終わった後の、お二人の感想をどうぞ。

【奥様】
「実は金曜の仕事でミスをしてしまい、金・土・日そのことによる後悔でずっと頭がクルクルして嫌な感じが続いていました。
今日講座を受けている途中から動きに集中できるようになったことで、クルクルが気にならなくなり、段々気持ちも落ち着くように。
最後ヨガマットの上で寝たとき、またクルクルがくるかなと思ったがこず、とてもリラックスした時間を過ごせました。」

【ご主人様】
「最初椅子で座って腕を挙げ下げしている間、周囲が気になって仕方がなかった。途中から視界に入るものが気にならなくなった。
とはいえ、動きがこれで合っているんだろうか。妻はうまくできている感じなので、余計に焦る。負けている気がする、できることで払った金額の元を取らないとという不安感があったが、先生の気持ち良く息吸って吐けたらそれで良いという声を何度も聞くことで、呼吸に集中できるようになった。
最後寝たとき、また頑張って息を吸おう、吐こうとしてしまったのが心残り。」

感想を聞く限り、奥様がうまくできて、ご主人様がうまくできなかった。
そんな風に捉えられる方が、このブログを読んでいる方でもほとんどではないでしょうか。

実際はお二人とも物凄く気持の良い、体が楽な状態を実感した状態で帰っていかれました。

それはなぜでしょうか。

目次

ありきたりに聞こえる「結果より過程が大切」の真意

呼吸養生塾でシェアしている調整法やインストラクションが、最初から「できる、できない」を基準にはしていないからなんです。

これをやれば根本が変わる、本質が変わると言っているものを、最初から100%できますでしょうか。
自転車に乗るとき、車の免許を取りに行ったとき、初回で完璧に乗れるようになる人っていますかね。

それよりも今回であれば4つの調整法を組み合わせたインストラクションをおこなうなかで、自分で色々と探しながら、コーチングの声を聴いて自分なりに動いてみる。そのなかで色々今まで知らなかった、見向きもしなかった自分の癖やお体の声に気付けるようになる。

外側に答えを求めるのではなく、自分の体自身と対話していく。
自分という内側にベクトルを向ける。
そのプロセスを体験すること自体に意味があります。

結果は後から勝手についてきます。

実際にご主人さまもできないと言いながらも、やればやるほどに最初できなかったことができるようになっていました。
このわずか40分弱の短時間で。

できなかったことは、次できるようにまたやってみる。
できたことは、もっとできるようにまたやってみる。

できる、できないに関わらず、ひとまずやってみるだけで「体が楽になる」という本来得たい結果はちゃんと出るわけですから、努力や頑張る世界でもありません。

ただこれだけ、凄くシンプルです。

「できないことは全部伸び代」の真意

私自身いつも言ってもらって励みになるのが、「できなかったことは全部伸び代」という言葉です。

この受けた言葉を、個人セッション含め参加してくださった方全員にお伝えしています。
嘘偽りない本音です。見出しに書いておいてなんですが、真意もなにも本当にそうなんですとしか言えません。

睡眠講座はまた暫く定期的に、場を設けます。
必要な方が、たくさんおられるはずですので。

周りに困っている方がおられたら、「こんなのあるみたいよ」とお声がけいただければ嬉しいです。

今回やって思ったのですが、初回受けられる方向けは2名定員がいい感じそうなのでそうします。

個人セッションでも随時受けられますので、グループが苦手な方はこちらで是非。

実際に眠れずに不安を抱えている方、集中力が上がらない方、朝起きたときのすっきり感がない方などは、もう何も考えずに一度受けてみてください。

必ず利益ある時間になってもらえるよう、全力でコミットすることをお約束致します。

【7月の講座案内】

7/27(土)「体の声を聴くワーク
7/28(日)「ぐっすり眠れるための睡眠講座

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