呼吸の3大ワーク解説③〜自分だけの深呼吸を手に入れる〜

自分だけにしかない深呼吸です。

特に呼吸法を学んでしっくりこなかった方は、なぜしっくりこなかったのか、という意味も含めて理解できます。

深呼吸は苦手、呼吸は苦手、という苦手意識からは卒業できます。

2回に渡って、3大ワークのテーマである「体の声を聴く」「自然な呼吸を取り戻す」を解説していきました。

呼吸の3大ワーク解説①〜体の声を聴く〜

呼吸の3代ワーク解説②〜自然な呼吸を取り戻す〜

最後は、深い呼吸をするにはどうすれば良いの?の答えとなる、「自分だけの深呼吸を手に入れる」を解説していきます。

目次

「する呼吸」から「引き出す呼吸」へのシフト

頑張って深呼吸しようとすると逆に辛い。
呼吸を意識すると、うまくできなくなる。

当然しっくりこないしやろうとすればするほど、変な感じになっていく。
そんな違和感を感じたまま、一般的に良いと言われる深呼吸や呼吸法をやり続ければ良いのでしょうか。

続かないですよね。辛いと思います。

ではどうしたら気持ち良く深呼吸ができて、心も身体も落ち着いて楽になっていくのでしょうか。

実はここには一つのコツがあるんです。

そのコツが「する」呼吸ではなく、元々身体に備わっている機能を拝借して「引き出す」こと。

他にはない、ここでしかできない体験です。

当たり前のことを当たり前にできる自分に還る

「する」呼吸は、何となく皆さんイメージができると思います。
「引き出す」はどうでしょうか。
パッと思い浮かんだ方は、センスが良いです。

ちなみに僕も最初は分かりませんでした。

「引き出す」とは、既に体に備わっている機能を拝借する、利用するということです。

深呼吸でいえば、体が息を吸いたいと感じたらとにかく気持ちよく吸ってあげる。
息を吐きたくなったら、逆らわずに気持ちよく吐いてあげる。

文章にすると当たり前のように聞こえますよね。

当たり前のことを当たり前にできるって、素晴らしいことです。

おはよう、ありがとうの挨拶もできない方が、世界平和を謳っても、誰も耳を傾けません。

自分の体も同じです。

人として生きるうえで必要な呼吸、立つ、座る、歩く、意識、動き方などの体がして欲しいことを無視して、
食事がどう、環境がどう、生活習慣がどう、お薬がどう、医療の最先端治療がどう・・。

止まらなくなるのでこの辺で。

当たり前のことを当たり前にできる自分を取り戻すことが、3大ワークの本質的なテーマです。

正しい深呼吸は自分が知っている

本来正しい深呼吸は、自分にしか分かりません。
他人に言われて、しっくりくるものではないんですね。

自分なりの吸いたいタイミング、自分に適った吸える息の量。
自分なりの吐きたいタイミング、自分に適った吐ける息の量。

一人一人年齢も性別も、体のコンディションも違うので、千差万別であることは当然です。

こちらの声掛けのタイミングは、あくまで参加者のレベルや空気感を見た上での、平均値を出すことしかできません。

最後の最後、自分仕様の深呼吸にしていくためには、自分でドンピシャのタイミングを探すことが必要です。

この自分仕様の深呼吸を探す過程って、めちゃめちゃ楽しいんですよ。
お祭りの射的のように、何度もチャレンジしたら良いんです。

自分なりにタイミングを見計らいながら、色々試してみる。

そこで見つかった、ベストなタイミングで深呼吸ができたときの気持ち良さといったら、今まで体験したことのない、驚くほど気持ちの良い深呼吸として、体に刻まれるはずです。

自分だけの深呼吸を手に入れるワークでは、こんな感じで、自分なりのベストな深呼吸のタイミングを、各々で探していくということをやります。

参加者全員が自分だけにしかない深呼吸を手に入れてもらい、呼吸が苦手という意識から卒業してもらう。

そうなれば
「呼吸って凄い」
「体って凄い!
「人間って凄い!!」

こんな風に実感頂けるはずです。
ここまで伝えきれれば、本望ですね。

当日皆さんとシェアできることを楽しみにしております。

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